房総半島まわる。

先週は全く三連休どうしようであたま一杯という体たらくだったが、とりあず南房総へ足を伸ばすこに決定。日曜日を丸々使って走った。テント泊まりはなし。寒いから。

ルート

  1. まず朝日を見に九十九里へ向かうため千葉東ICから東金道、九十九里道で九十九里浜
  2. そこから上総一ノ宮の玉前神社
  3. おとなり太東ちかく椎木の玉前神社
  4. 太東灯台
  5. 黒潮ラインなる国道を走り、おせんころがしへ
  6. 道の駅 鴨川オーシャンパークで昼食
  7. 鴨川の須賀神社
  8. 和田町あたりで県道296号で内陸側へ向い国道410号で南房総市沓見の莫越山神社へ
  9. 加茂の賀茂神社
  10. 名も無き田舎道で南下、千倉の海岸美術館へ
  11. 近くの高家神社
  12. 海沿い410号が混んでそうだったのでさらに海側の道で南下
  13. 野島崎の厳島神社
  14. 少し北にある青根原神社
  15. 日も傾いてきたので主要地方道86号へ
  16. 沿いにある下立松原神社
  17. 86号→410号→88号で内陸を北上
  18. 再び県道296号から410号で北上
  19. 南房総市鴨川市の境あたりの酪農のさとで一服
  20. いつの間にか410号から主要地方道93号へ誘導され久留里へ。噂の変なところへは行けず。
  21. 410号から久留里街道へ
  22. そのまま16号へのっかり帰宅。

写真などよしなしごと

  • 時間を間違えたため九十九里の日の出は見れず。すでに昇っていた。東金あたりでもう空赤かった。



  • 太東岬は中学生のころ一度来たような気がする。友人の別荘なるものに一度とめてもらった。が、道に全く覚えなし。


見た事あるような無いような……。

  • おせんころがしで高所恐怖してみる

  • 鴨川オーシャンパークで昼食。そういえば数年前ひどい日焼けをした夏の房総ツーリングで寄った記憶が。あと、近くの神社へ行こうとしたが道がわからず通り過ぎてしまう。


めかぶ丼。

  • 鴨川の須賀神社鴨川シーワールドを通り過ぎ、しばらく行くと道沿いに神社が見えたので給油ついでに折り返してよる。狛犬が二対。鳥居をくぐる直前にトンビがばっさばっさと手水舎におりていき行水してた。びびった。が木の陰で撮れず。踏み込んだら飛び立ってしまった。


噂の手水舎

手前側の少し大きめの狛犬。少し間の抜けた感じで愛嬌がある。心持向かって右が阿、左が吽。

その後ろにある狛犬。先代だろうか。こちらは阿吽の別がわからないが、右側親子獅子の方は落下か何かで頭が割れてしまった様子。

後ろ側狛犬の台座。石工か寄進者の名前か。

  • 南房総市沓見の莫越山(なこしやま)神社。国道南下中、田園風景の中で大きな鳥居が目立つ。


一の鳥居、二の鳥居。ともに靖国鳥居かと思うも、二の鳥居は石造りで貫が丸太状の神明鳥居。

狛犬は出来立てでぴっかぴかだが、まともなつくりでデカい。

  • 加茂の賀茂神社。莫越山神社から西へ1キロ位。


田園風景の中いきなり貫の無い鳥居がぽつん。二の鳥居手前にある御神水の柵上でカエルくんと対面。

鎮守の森。

河童型。右のこがのっぽさんの相棒ゴン太くんっぽい。

  • 海岸美術館は四方山に囲まれている。海などは見えない。写真家・浅井愼平のギャラリー。かなり磯の香りが漂う写真。ビートルズの写真も一点展示されてた。全体的に結構好きだ。
  • 高家(たかべ)神社。料理の神様を祀るという珍しい神社。祭神は磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)尊称・高倍神。包丁奉納殿やら包丁塚などある。今現在は必要ないが、近くまた一人暮らしを計画しているので祈願しておいた。


貫禄のある靖国鳥居。と拝殿。

丁奉納殿。

寄進者の名前が物語る。

  • 野島崎ではロータリーが観光客の車で大混雑、のところに族の集会などもあり混沌の極み。厳島神社に参拝しそそくさと立ち去る。また、一組の軽薄なカップルが脇の入り口から入り拝殿で適当に手を合わせ、男根を象った御神体を眺め和気藹々と立ち去った。厳島神社はたしか弁天様を祀ってあるはず、フヒヒ。


明神鳥居と拝殿。本殿は屋内に。

修復の様が痛々しい狛犬さんら。手前には岡崎現代型が。

生々しい噂のご神体と七福神。弁天様だけは屋内に安置されている。


  • 青根原神社。白浜小学校の西側200メートルくらいのところ。森の手前の広場にある開けた明るい境内。


一の鳥居、二の鳥居ともに靖国鳥居。と、拝殿。中には束ねた藁が。

一、二の鳥居の間にいる狛犬さん。右はだいぶ損傷が。神社前に林など遮るものがないので潮風やら砂やらで経年劣化が促進されるんだろうか。

二の鳥居後ろに控える狛犬

  • 白浜町滝口の下立松原神社。主要地方道86号(館山白浜線)沿い。橋を渡って100メートルくらい歩き階段を上って一の鳥居、そこからまた階段を登ったりなんだりで木立に囲まれた200メートルくらいの参道が続くかなり広い境内。


一の鳥居。と法面のなぞの穴。86号線からくる途中の道にもところどころある。祠だろうか。

階段を登って二の鳥居。手前には両脇に摂末社

鉄パイプに支えられた木とその奥に見えるのは招魂社。横に日露戦争の碑があったのでその英霊を祀っているのか。そして長い参道。

最後の階段の手前に珍妙な狛犬。暗く深い森の中といった風の場所にあり恐い。

拝殿前に鎮座する華麗な狛犬。巻き毛が凝ってる。結構大きい。

拝殿と狛犬。この写真を撮った背後には「御由緒壁画」のある建物が。

  • 酪農のさと。410号北上中に目に入ったので寄ってみた。八代将軍吉宗の頃にこの地で酪農が始められたらしい。寒い寒いといいながらソフトクリームを食べたが、これが濃厚でおいしかった。しかも冷たいのに口当たりが柔らかで食べやすい。さすが酪農発祥の地。


酪農資料館内展示。この他酪農の歴史、世界の酪農、搾乳の仕方などなど盛りだくさんの内容。

右は資料館前にある広場のこんもりした芝生。左の絵にある牛の胃袋をかたどった築山らしい。

こぶのある真っ白な牛、その名も「白牛」。なんだかでかいレトリーバー犬みたいに見える。

感想

早朝出発すれば結構寄り道しても一日で房総を一周できるのかと。今回は内房をまわってないけど。今度は内房と内陸部を探索してみたい。そろそろ久留里や養老渓谷なんか紅葉しだしていい感じなんじゃなかろうか。あと内房も晴れていれば富士見が良い季節なのでは。