2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お話

彼は店のドアの前にしばらく立つくした後、恥ずかしさで赤面した。すっかり自動ドアだと思っていたのだ。辺りを見回すと一人の男がいかにも心得ているといった様子で脇をすり抜けドアを押して店に入っていったが、入っていくほんの一瞬、ちらりとこちらを見…

愛だ真実だの探して一生を終えるなら勇気は必要ですね

要は、勇気がないんでしょ? - Attribute=51 確かに、最初の行動を起こす勇気は必要だと思う。ただ、そこにはどのような行動を起こせばどんな結果が表れるのかという経験、あるいは知識、予測が必要になってくる。特に仕事となるとね。それが無ければ余程の…

『音を大きくする本』

音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks3)作者: 永野光浩出版社/メーカー: スタイルノート発売日: 2006/11/13メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 26人 クリック: 124回この商品を含むブログ (27件) を見る 初心者向けに、とにかくミックス作業において「…

音楽と裾野の話。

Expired 記事はアメリカでの話。実際日本ではどうなのだろう。邦楽に興味が湧かないから良く解らないが、日本ではどうやら携帯配信が功を奏しているよう。けど、あれってどういう考えで流行らせているんだろうか? ケータイで聴く音楽 僕も着うたとかをダウ…

明日の血液型を占う。

今日はなんとなく血液型性格診断について書いてみようかなと思います。ソースは全部省略。 そもそも血液型とはなにか。 まとめると、赤血球上に300種類ほど発現している抗原の型らしい。そのうちの一種類がABO式血液型。他には有名なRh型やMNSs型、P型、Lewi…

綱を登る寓話

「ノボレー、ノボレー」 辺りを舞う鳥が言った。 彼は一本の綱にしがみつき下を見ては怯え見上げれば慄いていた。綱は雲を突き抜け、澄みきった空色が群青から漆黒へと変わろうと何処までも延び続けている。果てしない虚無だ、と彼は一瞬思った。だが綱を登…

イリヤ・カバコフ『世界図鑑』絵本と原画展@世田谷美術館

世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUMのイリヤ・カバコフ展に行ってきた。大まかな感想として、なんというか美術館の展覧会というよりは「カバコフ記念館」みたいなところでやるようなものじゃないのかな?と思った。 構成 Ⅰ.生活 Ⅱ.科学と産業 Ⅲ.イデオロギ…