The Black and White Album / The Hives

 今朝通勤時にじっくり聴いてみた。

・The Black and White Album

The Hives
 なんだかアメリカナイズされて、パンクよりになったのかな。ってもあれね、若干モダンよりのパンクね。ハイヴスのクセというか臭味というか、まぁハイヴスらしさってのはあるんだけど、そういう癖になる苦味のような物が抜けてしまったように感じられる。肯定的に捉えれば某ロッキン雑誌のインタビューで言っていたような、「メジャーっぽさ」ってのはずいぶんと出ていて一般受けする耳なじむロック・アルバムなんだけど、否定的にみれば、耳に残るようなこれって言う曲が無い。大味なハイヴス。「抽象化されたHIVES像」みたいなアルバム。ただ、一極、ミニマル的なコーラスの入った曲があって、アレは好きだ。ってもなんかそのコーラスもどっかで聴いたことあるような無いような、最近ではKTさんの1st辺りでとか……。どの曲だったかは忘れた。