実家へ。

 前回は4月の終わり位か。今回は上野まで来ていたので久しぶりに京成線に乗る。快速特急というまあやたら速そうな奴に乗ったら40分で着いた。早。そのまま地元駅をぶらぶら。まあ変わってもいるし変わっていないとこは変わってないしという感じ。商店街に昔からある古本屋の品がなかなか良いというのは収穫かもしれない。
 迎えが来て実家へ着くと食事。すき焼き。うまいが食いすぎた。父の誕生日ということでケーキも投入。予想通り就職の話題あり、新聞関係の話ありで色々考えさせられる。
 どうにも僕は「生活の為の仕事」という意識が薄い。社会貢献というとなんだか企業的だし、世界平和というと偽善的だが、僕は人と社会を変えてみたい。そしてそれが僕の仕事だ。と心の奥底では思っている。表には絶対に出さないが。そもそもそういうことを言う人間が嫌いなわけで。なので「これからどうするんだ」とか「その今している勉強とかは定職に着くのに役立つのか」とか聞かれてもちょっと困る。多分実務にはまるで役に立たないことしか僕はしていない。哲学や思想形成には役に立つだろうが。手に職がないってのが一番不安なところだが、勉強する姿勢を持っていれば何かと新しいことの習得も早いと思うのでそういうところにも役にはたつだろう。まあしかし、親としては直接今の現金を手に入れることができるすべを、完全に自立した生活ができるような職を僕が手に入れることを望んでいるのだろう。さて困った。
 それはそうと、土曜サスペンスかなんかだと思うが、あれはちょっと無いだろう。脚本も演技も杜撰過ぎだ。