長野ツーリング――戸隠〜鬼無里〜美ヶ原〜諏訪 一日目。
9/19 千葉〜戸隠〜鬼無里〜中条・小川〜大町
出発
AM4時出発。京葉道路から首都高を抜けて目白通りから関越自動車道へ。8時位には信濃町について人が少ないうちに戸隠神社を周りたいと思っていたところに上信越自動車道で事故渋滞があり焦り目。その辺りからお尻にくっつかせてもらったハーレーのおっちゃんと野尻湖PAで談笑。テント泊であることを告げると「凍え死にしないように」などと脅されビビる。
戸隠
AM9時くらいに信濃町着。案外と周囲に車影なし。信濃信州新線で9時半に戸隠神社 奥社参道前へ。
参道脇にはいくつか摂末社やなにやらの跡地などがある。
参道の杉並木は噂に違わぬすばらしさ。幾本か中が空洞の杉などもある。いずれ倒れてしまうのだろうか。
ようやく狛犬さん登場。
身構え型。裏の文字。「田高後越」?「越後高田」?
1.9km歩き奥社に。奥社御祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。天岩戸をこじ開けた神様。こじ開けて放り投げた天岩戸がこの戸隠山であるらしい*1。奥社手前の九頭龍社ではなにやらご祈祷などやっていたので写真は憚った。
参拝を済ませ下る。11時頃参道入り口に到着し、笹熊ソフトクリームをいただく。寒いのに。
・日ノ御子神社
奥社を後にし中社へむかうも、人がわんさといたのでパス。日ノ御子神社へ向かう。祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)。天岩戸の前で裸踊りの神様である。
12時くらいにお腹が空いたので宝光社を素通りして蕎麦処「よつかど」へ。山菜やらてんぷらなどがのった冷やしそば「西岳そば」をいただく。
鬼無里の風景。
出発前に地図とにらめっこした結果16,7の神社を鬼無里に確認したので、とりあえずできるだけ見てまわることに。
・十二神社
・三嶋神社
待望の鬼無里狛犬。ぎょろりとした大きな丸い目が特徴的。
・諏訪神社
やはり御柱はある。狛犬は新し目。左手吽の子獅子がまるで豚のよう。
小川、中条、大町
ここで一先ず鬼無里から小川村、中条村方面へ向かい、キャンプ地を確認しに行く。
・小川村プラネタリウム館の駐車場からの眺め。
中条村へ入り虫倉山登山道不動滝口脇の丸山公園へ向かうが、ハチがブンブンしてるわ開けっ放しの大きなテントが風でバタバタいってるわでビビる。尻尾を巻くことに。
PM16時ころ、第二候補地の大町市中山高原キャンプ場へ。向かう。
蕎麦屋「美郷」の隣「種山商店」で受付。この時期は寒いので他に客も無く、お店の方に「凍えないように」と再び脅される。チェックイン・アウトの時間などは不明。料金は大人800円。種山商店から5〜600mほど行くとキャンプ場と喫茶店「美麻珈琲」の看板がある入り口が見つかる。その先はもちろん未舗装ダート。
キャンプ場手前にある喫茶店「美麻珈琲」。珈琲も美味ければ窓からの景色もすばらしかった。
左手林がキャンプサイト。右手が畑。春先には池になるそう。
テントを張りつつマッタリしてたらとうとうと日が暮れてきたので風呂へ。木崎湖のほとり、ゆーぷる木崎湖へ。大人600円+手ぬぐいタオル200円。
泉質・効能
ゆーぷる木崎湖
単純硫黄泉:80.6度・湧出:50L/分
浴用:リュウマチ性疾患・創傷・湿疹・冷え症・肩こり・関節痛・疲労回復など
飲用:消化器系疾患
とのこと。木崎湖のキャンプ場を利用している親子連れが多く、結構アレでした。ほどほどに切り上げて併設の食堂でから揚げ定食をいただいてテントへ帰る。
テントに到着してみるとかなり冷え込んでいる様子。と、ここでだいぶ遅れて気づく。このテントをアマゾンで購入したのが一週間前、出発前に試しに設置する余裕も無く持ってきてしまったのだが、まさか夏用だとは……。インナーの両サイドが全面メッシュ。風が吹けばそりゃあ気持ち良いぐらいに吹き抜ける。幸いこの日は風もなく穏やかに寒い夜だったので一応の保温はできている様子。も少し何とかしようと、手持ちの大型ゴミ袋を側面メッシュ部にあてて冷気の流入を抑えることに成功。ようやく落ち着き寝袋二枚重ねにくるまり眠る。