何かを受信

無題

空に浮かぶ雲 どれひとつ同じものはないが どれひとつ雲でないものはない 雲は全て雲であり その違いに意味はない

無題

彼は唐突に嵐の渦中にいる。 嵐は世界との接続を絶つ。 彼には嵐の原因がわからない。 周囲の人間にもその嵐が何なのかわからない。 彼らは便宜的に彼によって引き起こされたのだと判断する。 彼にはただ、周囲が嵐によって遮られているというようにしか感じ…

文字通りの意味で。

私は明日東京へ行きます 文字どおりの意味で それは昨日かもしれません 文字どおりの意味で快速列車で行きます 昨日は鈍行でした世界には光しか見えません 文字どおりの意味で

ゴム製の道がベルトで 健康器具を無視とおくちかみちかすみえて 信号機の迷い馬を伴いネズミ取り 弁当箱の騎士転げる岩を脇によせ 先頭切るシシュポスたださまうよきょくせつ とうしよたつせず どうらんさなぎもしょうたいかわるよ

永劫回帰とかシシュポスとか。

唐突にものすごく漠然とニーチェかゲーテかだったか、シシュポスの話がなんかというような単語だけ思い浮かんだので検索。

ただ繋がるだけの人選と 着信を待つ人生か 忙殺されたい人類

地球の未来がどうだなんて明白この上ないだろう 人類の将来が心配なんて心にもないことだろう雪を頂く向こうの山の裏ブラックホールに吸い込まれ 宇宙の真理がこうだなんて生活に関係ないだろう 明白その方にむ極まれ ち きうのみーらいが どうだなんてめい …