『フォーガットン』を観た。

親子の絆を主題においたSFだが、なんであれがサスペンスの棚にあるのか……。確かに前半はジュリアン・ムーア主演のサイコ・サスペンス・スリラーだけど。あのまま最後の落ちが妄想オチなら結構すごいと思うが。しかし、あの人が飛んでいくシーンはすごい。爆笑。あとは、逃走中、車中で会話しているところに、車がぶつかってくるシーンは戦慄を覚え久々にマジビビリしてしまった。助手席の窓の向こうから突如近づいてくる車はあれ、恐らく『ラ・シオタ駅への列車の到着』以来の衝撃なんじゃないかなと。もしくは『大列車強盗』。久々にシューティングゲームで身体を動かしてしまう感覚を思い出した。あれは本能的な回避行動をもよおすシーン。ストーリーはまあ普通ですが、上記二点はすばらしい。