なんだろうか。とるもの手につかず。

今日、彼女さんと会う。だがメールには「話があるので」と。
一体なんだろうか。頭の中に渦巻くのは別れ話である。非常に落ち着かない。
仮に別れ話だとすれば、しょうがないだろう。僕は結構酷い事を言ってきたし、態度もなんか変だったし、家の距離も離れてしまったし、彼女は新しい生活を始めるところだし。
しかし、これだけ落ち着かないということになると、やっぱり僕は彼女が好きだということを再認識させられる。この再認識が非常につらい。ここから先僕がいくら想おうとも、それは虚しく僕の中を漂うだけでどこにも行き着かず、最後にはしぼんでなくなる。別れたくは無い。
僕は(付き合う以前から)彼女の存在によって大きく変わった。物事に対する意識や認識についてを大いに考えさせられ、無知蒙昧な出来損ないが、一応の「無知の知」という概念を知り、打ちのめされ、立ち上がり、何とか生きていけるのではないだろうかという状態になった。自分が如何に自己中心的であるかということも知った。そしてそれが付き合う女性にどんな重荷を背負わせるかも。
実際に別れ話だとしたら、僕はどうするだろうか。いつものように理屈をこねて相手に責任を転嫁し優位に立とうとするのだろうか。最低だ。