『デス・プルーフ』を観た。

http://d.hatena.ne.jp/soulfire/20080509/1210338515と、スペシャル: グラインドハウストーク!を読んで興味を覚え、タランティーノわりと好きだしキルビルすら観てないけど観てみました。

おお、サスペンス、スリラーにありがちの退屈な日常からとは正統派ですなとか思っていましたが、長いですよ。何このイケてそうな男女達は。イライラします。
そこへ不穏なカート・ラッセル登場。
そうか、ここで不快感を募らせ、
くしゃみが出ないというわだかまりによってその後いい感じに爽快なのですね。
そして吹っ飛ぶ女たちと。
各人の死に様を香港映画みたいにそれぞれ繰り返してて面白かったです。
後半の見所は吹っ飛ぶバイクですかね。なんか、あのライダーだけ一人重症みたいな。バイクのりとしてタランティーノをうらむばかりです。
そういえばラップダンスって、一瞬、HIPHOPの「だZe!Yo!」みたいなフレミングの法則的な指使いを思い起こしました。


人が吹っ飛んでいく様を、何ものでもない、人が吹っ飛んでいくものとして楽しめるってすばらしいなと思いました。