小山田緑地

ほんとは今日あたり実家にでも、と思っていたが帰省してもすることないなあということで明日に繰り越し、バイクの慣らし――主に体を寒さに慣らすという名目のもとふらふらと出かけてみた。
ほんとは目的地は決まっていて、公園分が足りない、ということでバイクでおそらく30分くらいのとこにある小山田緑地というところへ行ってきた。

日陰の駐車場。池。氷。

あまりにも駐車場入り口看板が地味で一度通り過ぎてから入場。日陰の寒々とした駐車場で広さは10台くらい停められる程度、着いた時には3、4台停まっていた。


ハイ脈絡なく駐車場の脇の道をたどるとこんなです。
左手の階段を行くと、池。


凍ってます。わりと暖かい日だったので予想外。小山の北側ふもとにあるのでこの時期はあまり陽が射さないっぽい。淵のほうだけかなとか思っていたら、池全体が結構きれいに凍っていて、厚さはどんなもんだろうかと思い身を投げたら乗れました。

中央の枝が僕です。
そして池端の遊歩道を進みます。



陽射し。鳥の声。竹林。


テクテクと石畳風の道を登りました。陽射しが気持ちいいのでコンビニで買ったまるごとソーセージと薄皮クリームパンを頬張り、贅沢ミルクのホットなカフェオレで流し込みながら。写真はありません。
坂の途中、ベンチと眺望があったので一休み。

鳥の声とクリームパンを袋から出して咀嚼する音を堪能しましたね。
人心地ついた後、またテクテク行くと竹林が。どうやら養成中のようで竹林の中には入れませんでしたが、風が竹林を抜ける音っていいですよね。涼しげで。いや、冬なんで寒いんですけどね、察してください。ああ、ここで動画とって録音すればよかったですね。あはっ☆




二股の木。石畳。落ち葉。

竹林を横目に前進すると、前方右手からいい感じの木がやってきました。いや、僕が近づいたわけで、木は動かないんですが、念のため無駄に比喩です。童話風に。

なんか腰掛てくれと言わんばかりの二股っぷり。

ここで昔話をしますと、過去に僕は二股を掛けられて別れ際に「なんだよ俺、ピエロかよ」となじって逆に女の子を泣かせたことがあるので二股にはこりごりであり、座りませんでした。

そしてここでこんな石柱とともに石畳終了。どうやら逆にたどってきたみたいですね。



丘。柿。不在のカラス。

さて、舗装された道をたどり、息を切らせて登った先に日当たりの良い芝生の丘がありました。なんだか神経質そうな人がいて、全体像を収められそうになかったので写真はありませんが、柿の木が中央にポンと立っている日当たりの良い芝生の丘をご想像ください。
そして木の下には……、

はいきたご覧の有様だよ。自然に落ちたのか子供が落としたのかカラスが食べ残したのか。ああ、そういえばこの敷地内でカラスを一羽も見かけませんでした。いたのは雀とかピーチク鳴く鳥ばかり。デカ黒いやつらは街にいるんですかね。



運動場。ふわふわイモムシ。更なる丘。

丘から下を眺めた図。

広い。さらに左手、木に隠れて見えませんがこれの半分くらいの面積の空間があります。
点々となにか気になるアンノウン・オブジェクツがあるので近づくとこんな感じ。

モダン・アートっぽいですが遊具です。
その名も「ふわふわイモムシ」

ふわふわ。
申し訳ないですが、僕は肉体派ではないので体力的に登れませんでした。けして世間体的にびびったわけではないです。
そんなわけでふと南西側を見るとまた丘があります。登ります。

写真ではジリジリと照りつける太陽と涸れた大地みたいになってますが、実際は冬なのに麗らかで牧歌的な芝生広場であり、おじいさんとおばあさんがお茶を談笑しながらお茶を楽しんでいるようなところです。



終盤。

実は今ソファーに腰掛けながらちょっと低めのテーブルの上にノートPCを置いて絶妙に嫌な感じの姿勢でもって書いている上に、太ももが痛くてもうそろそろ肩も限界なので、めんどくさいから動画で幕を閉じます。キョウガクノらすとガ。