あけましておめでとうございます。

2009年になりました。

あたりを見回せば、同年代の友人たちも着々と足元を固め、更なる飛躍の準備をしたり後半戦の準備をしたりと、なかなか現実的な状態を目の当たりにし、その堅実さに感心しつつも、わが身を見ればその立ち位置や考え方の距離が見えてきたりして、どんどん世の中と乖離していくなあと、不安定な感じに他人事のような感想を抱きながら、今年も色々決断とかしなきゃなあとめんどくさがる自分に責任感の無さを嘆く次第で、あのころの未来に僕らは立っているのかなあと、勝手に皆を巻き込みつつ複数人称で振り返れば、まったく僕は未来のことなど現実的に考えたことなど無く、おそらく将来は光も闇も無い不確定な空白の上に描いたSF的な外部記憶装置や埋め込み式無線通信、スペースオペラなどなどそういう舞台に登場する主人公の様なものになりたいなあなどと思っていたようで、一体いまでもそれを信じているのかと言われればさすがに自分の限界も、そうなるために必要なものもいくらか想像できるようになってしまったので、あくまでただの妄想に留まり、夢から覚めれば日中陽の射さない部屋で半ば凍えながらコーヒーをすするような感じです。
と、このように混迷を極めている世界情勢を反映しつつ混沌とした新年の挨拶を書き起こしながら湯冷めでくしゃみがでそうな僕です。
がんばって怠惰の権利を主張しつつ、働かなくてすむようなお伽の国の住人になれるよう今年も無駄なことや役に立たない事などを一年間がんばりたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。