『ファーゴ』観た。

コーエン兄弟。何日かまえに『バートン・フィンク』も。
不条理を目の当たりにしてしまった人たちを描いてるっぽい印象を受けた。
バートン・フィンク』ではバートン、『ファーゴ』ではマージ。
それぞれにバートンの方は不条理に直面したまま身動きが取れない。まあ救いが無いというか、芸術家ってのはそういうものかもしれない。
マージは不条理を目の当たりにし、そこから目を背ける。終盤の「理解できないわ」という台詞。帰るところがあるからなのかも。