『音を大きくする本』

音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks3)

音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks3)

初心者向けに、とにかくミックス作業において「音を大きくする」ことを目指した本。コンプレッサーの原理、基本的な使い方、Comp.+Limitter、EQを用いた音圧アップ、その他、各パートの調節やらアレンジやらで「音を大きくする」方法を説明している。
今までなんとなく「こうすればこうなるののかな」と、漠然と思っていたComp.の各パラメーターの役割を波形の図と各値を例にしてわかりやすく説明されていたのでありがたかった。

コンプレッサーの入出力レベルが同じであるにもかかわらず、聞こえ方が大きくなっているように各パラメーターを設定しなければならない。

-p58

スレッショルドで圧縮される閾値を決め、しかしはて、なぜその値よりもゲインをあげてはいけないのだろう?
多分ゲインをスレッショルドの値よりも上にすると、全体にコンプがかかった状態になって音圧が上がらないということなのかな??つまりスレッショルドの値を大きく(マイナス側に)しすぎた状態と同じになるのかなと。

実際に自作の曲でやってはみたものの、録音状態がアレなので思ったほど劇的な効果は無かったけど、しかしそれでも結構音は大きくなった。