書籍

今日の出来事、古事記(講談社学術文庫)を読み始める、地下鉄異臭など。

古事記読み始め。 言葉の読みとか意味が面白い。対訳と解説もついてて読みやすい。古事記 (上) 全訳注 (講談社学術文庫 207)作者: 次田真幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 1977/12/08メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 29回この商品を含むブログ (56件) を…

あれこれ。

Picasa導入。 http://picasa.google.co.jp/ 入れてみた。 最初、インポートする対象ファイルを全部にしたせいでゴニョゴニョ的なとこまで及びきまずくなる。 表示にちょっと戸惑いもありつつ、しかしこれは慣れでしょうか。 あとはタグ付けをどうするか。神社関…

『月曜日は土曜日に始まる―若い科学者のための物語』A&B ストルガツキー

月曜日は土曜日に始まる―若い科学者のための物語作者: アルカージストルガツキイ,ボリスストルガツキイ,深見弾出版社/メーカー: 群像社発売日: 1989/03/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る 〈魔法妖術科学研究所〉でくりひ…

『猫とともに去りぬ』ジャンニ・ロダーリ

ジャンニ・ロダーリという作家をこれまで知らなかったのが残念でならないが、これからは知ったので良い良い。 ブッツァーティの『神を見た犬』とかもそうだけど、光文社古典新訳文庫は良い仕事しますな。ジャンニ・ロダーリは児童文学というか、ファンタジー…

『嘔吐』メモ

『嘔吐』ASIN: B000JAWV8A p16 蝦や蟹の孤独とは? 現実の蟹や蝦のその姿が孤独を感じさせるのか?そしてそれに恐怖する? 訳者解説を見るとどうやら蟹に対する嫌悪のようなものがサルトルの作品のいくつかにみられるらしい。 取るに足らない無価値な存在と…

『1Q84』読了。

ネタバレアリマス。

『レキシントンの幽霊』

07年9月の初〜中旬辺りに購入。多分100円。07/10/15に仕事帰りの電車内で読了。全編とも「孤独」がテーマか。 収録短編。 ・レキシントンの幽霊 ・緑色の獣 ・沈黙 ・氷男 ・トニー滝谷 ・七番目の男 ・めくらやなぎと、眠る女

ドイツのジョークに登場するお笑いコンビキャラクターがなんなんだ。

最近こんな本を読みまして、この中に第二次大戦終戦後から90年代までに東西ドイツの巷を騒がせたジョークがかなりざっくりと収められているのですが、その中に「テュンネスとシェール」という二人の男が登場するジョークが幾つかあり、まあ特別爆笑したとか…

はるか高みについて

ディックの短編集『模造記憶』に収録の《この卑しい地上に》で、高い次元へと行ったシルヴィアが低い次元(人間の世界)へ戻りたいと思い、リックと戻り方について、あちら側とこちら側の関係や移動の原理について話している時に出た言葉、 「〜〜遠い昔、あ…

メディアマーカーを使い始めてみた。

自分に最も合った「本棚サイト」を発見した。「メディアマーカー」のすすめ[絵文録ことのは]2009/01/12をみて、 そういえば昔サインインしたなあ、と思い、メディアマーカーをいじってみた。

『第三の警官』フラン・オブライエン著が欲しいけど手が出ない。

『第三の警官』フラン・オブライエン著が欲しいけど手が出ない。古書がプレミアついとる。1万円だそうな。高原書店にもこれくらいの値段で吊るされてたなあ。第三の警官 (1973年)作者: フラン・オブライエン,大沢正佳出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1973…

『ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅』読了。

ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅 (ユーラシア・ブックレット)作者: 宮風耕治,ユーラシア研究所ブックレット編集委員会出版社/メーカー: 東洋書店発売日: 2006/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る今年の夏、bunka…

『ローズウォーターさん あなたに神のお恵みを』

一年前くらいに読んだ感想。ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを (ハヤカワ文庫 SF 464)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1982/02/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 153回この商品を含むブログ (…

チェコへの扉―子どもの本の世界@国際子ども図書館

週末の大雨から一夜明けた日曜日、昨日はたいした用もないのに電車に乗って都心の方へ。昼間出発だから美術館博物館で展示を見るのはきびしいなと言う事で上野へ向かい公園をぶらぶらし、西洋美術館を覗いたらコロー展最終日でものすごく人が溢れ、それを横…

『スローター・ハウス5』読了

なんというか、暖かいだとか、切ないだとかいう自分を殴りたくなるくらい稚拙な感想しか言葉が出てこない。そういう面ではとても口惜しいのだが、読後感はとても晴れ晴れとしていて、目の疲れが気にならないほどである。タイトルの『スローター・ハウス5』…

『複製芸術論』メモ

2008-05-13 これを読んで思ったこと。ちょうど今読んでいる『複製芸術論』の"読者の問題"という章にこんな一説があったのでメモ。 パパゴ・インディアンの話ですがね、一堂にみんなを集めて、村の長老がそこで世界創造の秘密、部族の歴史をはなすんです。〜…

『物体O』読了

物体O (1977年) (新潮文庫)作者: 小松左京出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1977/07メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る2/15下北沢白樺書院で購入。60円。読書期間3/28〜4/4。 全十話の短篇集。1日約1話ペース。以下携帯からのメ…

『音を大きくする本』

音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks3)作者: 永野光浩出版社/メーカー: スタイルノート発売日: 2006/11/13メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 26人 クリック: 124回この商品を含むブログ (27件) を見る 初心者向けに、とにかくミックス作業において「…

『われら』読了。

われら (岩波文庫)作者: ザミャーチン,ЕвгенийИ.Замятин,川端香男里出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1992/01/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 86回この商品を含むブログ (40件) を見る2/5に読み始め、2/13帰りの電車で読了。1920年代のソ連発ディスト…

1月に読み終った本

8冊。 『ツァラトストラかく語りき(上)』 『クリント・イーストウッド―アメリカ映画史を再生する男―』 『旅の日のモーツァルト』 『路上』 『ユービック』 『カフカ短篇集』*1 『夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説』*2 『大冒険時代 ―世界が驚異に満ちて…

『大冒険時代 ―世界が驚異に満ちていたころ 50の傑作探検記―』読了。

大冒険時代―世界が驚異に満ちていたころ 50の傑作探検記作者: マークジェンキンズ,Mark Jenkins出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (22件) を見る10/7アマゾン購入、10/24に読み始め…

『ユービック』読了。

やはりSFは読み終わるのが速い。多分情景描写とか結構すっ飛ばして読んでるからだろうね。 とりあえず内容をおさらい。 能力者に対抗する力を持つ不活性者を派遣する会社「ランシター合作社」の監視していた能力者がいっせいに姿を消した。同時に一つの案件…

『カフカ短篇集』読了。

カフカ短篇集 (岩波文庫)作者: カフカ,池内紀出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/01/16メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 112回この商品を含むブログ (108件) を見る2/1に読了。 『カフカ短篇集』メモ ―1/27 カフカ作品に出てくる登場人物のなかで遠景…

『路上』読了。

1/20スタジオへ向かう電車内で読了。長い長い旅だった。ロードノベルの体裁をとり、ディーンという人物を通して「ビート」ととは何かを表現した私小説。冒頭の書き具合ですでにサル(ケルアック)がディーン(キャサディ)に強くひかれている、つまりディーンと…

『旅の日のモーツァルト』読了。

旅の日のモーツァルト (岩波文庫)作者: メーリケ,宮下健三出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1974/11/18メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る9/26仕事帰りにSOのブックオフにて\105。1/7〜1/17 とても暖かいというか、ほ…

『夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説』

(出)平凡社(著)村上 春樹, 安西 水丸 いつ買ったのか、いつごろ読み始めたのかは覚えてないが、今朝トイレで読了。 【目次】(「BOOK」データベースより) ホルン/鉛筆削り―あるいは幸運としての渡辺昇(1)/フリオ・イグレシアス/タイム・マシーン―ある…

『クリント・イーストウッド―アメリカ映画史を再生する男―』読了

・クリント・イーストウッド ―アメリカ映画史を再生する男― (出)筑摩書房《文庫》(著)中条省平\780 1/2に読み始め、1/4に読了。 マカロニウエスタンから出発し、いまや押しも押されぬハリウッドの巨匠になったイーストウッド。彼がおそらく生涯をかけて再構…

半読了『ツァラトストラかく語りき』(上)

『ツァラトストラかく語りき』 (出)新潮社《文庫》(著)ニーチェ (訳)竹山 道雄AISN:410203501X電車本 日本語が読みづらい。というより漢字が常用じゃないので読めないものが……と、最初は嘆いていたが、読み進めるうち徐々に何とかなるようにはなった。いまだ…

『城』読了。

城 (出)新潮社《文庫》(著)フランツ・カフカ (訳)前田敬作ASIN:4102071024 ドストエフスキー「地下室の手記」を読了したため、カフカ「城」を電車本へ。12/10読始、12/15読了。 ・要約 測量士である「K」は仕事を依頼されとある村にやってくる。仕事の依頼…

地下室の手記読了

地下室の手記 (出)新潮社《文庫》(著)ドストエフスキー (訳)江川卓電車本。11月中旬〜12/7。ISBN:4102010092 仕事帰りの電車の中で「ツァラトストラかく語りき」に飽きたときに読み始める。もったりとした1章を過ぎ、2章からはぐいぐい引き込まれニーチェ…